去る9月20日、ここ数年で注目が集まっている中国湖北省の武漢にスポットを当てた、現代中国のハイテク産業&ローカル文化ミニセミナー
「上海や北京と対比して…『中国中部の要』武漢の素顔に迫る!」 を開催した
日中ビジネスに携わる人はもとより、中国においては武漢で最初に発祥した光産業関連の方、また通信事業、IT事業、シンクタンク、報道関係等、各方面の方々にご参加いただいた。 |
セミナーはまず開会のご挨拶を兼ねて、光産業技術振興協会参与の石原聰様より、「光と武漢 --- 現地視察の経験を通じてみた武漢の魅力と今後への期待 ---」
と題し、ご講演をいただいた。光産業に長く携わってこられ、精通されている石原様が、業界の動向や、武漢での現地視察で触れられた生の情報から貴重な知見をお話いただいた。 |
続いて、日中テクノビジネスフォーラムの張輝代表が、「中国ハイテク産業における武漢・中国光谷の特徴やインパクト」
と題した講演を行い、日本にはあまり伝わってこない中国ハイテク産業の概要、そこにおける武漢ハイテク産業開発ゾーンや中国光谷の位置づけ、特徴、および特有なインパクト、今後の成長性等をお伝えした。 |
石原聰・光産業技術振興協会 参与
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張
輝・日中テクノビジネスフォーラム代表
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また、セミナーの後半には、中国光谷・国際光電子博覧会 日本窓口の佐藤暢より、11月初旬に予定されている 「中国光谷・国際光電子博覧会」
について案内させていただいた。光博覧会の特徴やこれまでの実績、昨年の光博覧会の様子等を写真を交えて紹介した。 |
佐藤暢・光博覧会 日本窓口担当
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篠原文雄・近畿日本ツーリスト
課長
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講演後には活発な質疑応答が繰り広げられた。武漢における人材市場の現状や、官と民のそれぞれのあり方など、なかなか日本では正確なところが得にくい諸事情について、参加者のご関心が高く、これらのご質問に対して、石原様、張代表から、それぞれ現地視察を通じての情報や視点から回答がなされた。 |
また、アンケートでも様々なご意見やご要望が寄せられた。武漢に対して多くの可能性を感じ取られたり、また期待が寄せられている様子である。「もっと話を聞きたい」など、ご関心の高さも伺えた。光博覧会やツアーに対しても興味を持っていただいた方が多く、ツアー参加をご検討したいとの声も挙がってきている。 |
比較的短い時間でのミニセミナーであったが、武漢や光産業に対する注目度の高さ、熱さがよく表れ、非常に盛況であった。主催者として大変嬉しく、また多くの方の期待に応えるべく改めて身を引き締める思いである。
今後とも日中テクノビジネスフォーラムでは、様々な分野での技術・産業あるいは地域の特性等に注目していき、このようなセミナー等を通じて活発に情報発信を行っていきたい所存である。
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