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原稿: By CHBW 石毛 |
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楊凌国家農業ハイテク産業モデルゾーン管理委員会副トップ・張宏氏(左4)
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2008年5月19日、「中国西省-日本 経済協力週間」の一環として、中国セン西省楊凌からの訪問団が来日した。楊凌国家農業ハイテク産業開発モデルゾーン管理委員会副委員長張宏殿を含む要人5名によって構成される一行は、5月19日から5月28日の10日間に渡り、東京、大阪、京都、大分、福岡において官公庁及び企業などへの訪問を行う予定である。
訪日2日目となる5月20日、東京都千代田区にて、訪問団一行は日中テクノビジネスフォーラム(JCTBF)の事務局も務める技術経営創研のもとを訪れた。ここでは、中国西省楊凌で過去14回開催され、本年11月にも開催が予定されている「第15回中国農業ハイテク産業博覧会」についての紹介や、科学技術を活かした現代農業に関するビジョン、そして具体的な日中協力プロジェクトなどについて話し合いの場をもった。
その後、訪問団一行は新しい農業の紹介と雇用創出を目的に設立された情報発信基地「PASONA O2」(東京都千代田区)を見学。「PASONA O2」は、太陽光の届かない地下2階において、発光ダイオードやメタルハライドランプなどの技術を用い植物栽培を行っている。訪問団は、都心のオフィス街の地下に姿を現したトマトやハーブ、棚田(稲)などを興味深く見学し、収穫されたサラダ菜の試食などを楽しみながら、日本の新しい農業への取り組みの一画を覗いた。
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その後、日本側の関係者とともに、日本料理を囲んでの昼食会が開かれた。訪問団一行は、日本料理の優しく絶妙な味付けについて強い関心を示しつつ、日本の野菜や米の風味について非常に高い評価を示すなど、談笑を交えての和やかなひと時を楽しんだ。
午後、訪問団一行はJCTBF張代表等による案内の下で、農林水産省農林水産会議事務局を訪問し、表敬挨拶をするとともに、今年10月に日本で開催される「アグリビジネス創出フェア2008」と、前出の「中国農業ハイテク産業博覧会」についての情報交換を行った。
張宏訪問団長は、こうした双方主催のイベントなどを通してより具体的な交流を深め、双方のアグリビジネス発展に寄与する一つの足がかりとして、「今回の農林水産省も含む東京訪問は非常に有意義であった」と感想を述べ、第15回中国農業ハイテク産業国際博覧会への「日本関係者の方々による多様な形でのご光臨を心より歓迎する」と表している。
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(タイトル写真:Ms.liuxiaoying)
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