本年８月１７日に当フォーラム（ＪＣＴＢＦ）との包括的な提携協定に調印した中国技術取引所は、同所初めてとなる大型の特許オークションを年内に行う予定であり、１０月２７日に本件についての記者発表会を行いました。
同オークションは、中国科学院計算技術研究所が保有する３００あまりの特許技術から厳選された、WiMAXやIPv6関連のネットワーク技術、画像処理、無線通信、ネットワークセキュリティ、ネットワーク制御・品質向上、ＶＲ、音声コミュニケーションの高度化といった分野の８０件余りのソフトウェア関連の特許技術を対象としています。
今後の予定として、案件説明会の開催及び予定購買参加者による申込手続きと各自の評価が行われた後に、オークションが開催されます。当フォーラムは、本件を含み、同取引所の在日指定窓口となっておりますので、ご関心を持たれた方は下記のお問い合わせフォームにてお気軽にご連絡ください。
お問い合わせフォーム
中国ではこれまでも特許オークションが開催されており、昨年の「上海特許週間」で実施された特許オークションでは５件の落札がありました。最高落札額は「細胞生長基因の特許」の２，９００万元（約3億5千万円）で、新薬開発機関が落札しました。
今回の中国技術取引所のオークションは海外からの出品は対象外ですが、現在、同取引所にて、日本企業等が保有する知的財産を中国に技術譲渡や技術ライセンスすることを図る「日中技術取引イベント」を企画中です。
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